ウバユリ


解説

高さ60~80㎝。白い花を横向きにつける。落葉樹林に生育する植物。他の植物が生い茂る前の明るい早春に、葉が地表に開く。5月ごろ花を咲かせるが、生育する場所が暗すぎると花は咲かず、地下の茎に栄養を蓄えて翌年に備える。

名前の由来

開花期に葉が枯れるため、「歯(葉)がない」「姥(うば)」の名をつけた。

注目ポイント

おもしろいタネの形

利用

鱗片から良質のデンプンがとれる。

花や実の時期

花期:7月中旬~8月上旬

果期:12月上旬~2月下旬

自然教育園で行っている管理

明るい樹林の環境を維持するため、冬に生育する場所の草刈りを行っている。春から秋にかけては、花を見やすくしたり、競争相手を除く目的で周辺の草刈りを行っている。


見ごろの時期

3.夏(7〜9月), 5.晩秋(12月), 6.冬(1〜2月)

見られる場所

路傍植物園

キーワード

樹木, , 落葉樹林