カントウタンポポ


解説

高さ30㎝。黄色い花を咲かせる。日本の固有種。在来種のタンポポで、人里近くの草原や明るい樹林などに生育する。近年、都市部では、カントウタンポポは少なくなり、外来種のセイヨウタンポポが広がっている傾向がある。

名前の由来

つぼみが鼓(つづみ)に似ていて、鼓をたたく音の「タンポンポン」の音が変化したなど、いくつか説がある。

注目ポイント

都会では少なくなった在来のタンポポ

利用

若葉や花は食用となり、救荒植物として利用されたこともある。薬としても利用される。

花や実の時期

花期:4月上旬~5月中旬

自然教育園で行っている管理

春の葉が展開する時期には、周囲のつるや植物を除去している。冬には生育する草地を維持するための草刈りを行っている。


見ごろの時期

2.春(4〜6月)

見られる場所

武蔵野植物園, 路傍植物園

キーワード

, 草地