キツネノカミソリ


解説

高さ30~40㎝。黄赤色の花を咲かせる。春に出た葉は枯れて、開花の時期にはない。林縁や土手などに生育する。葉は春に出て夏には枯れ、その後、花茎が伸びて花が咲く。地下にはチューリップのような鱗茎(りんけい)が埋もれていて、栄養や水を蓄えている。 有毒植物。

名前の由来

キツネの出るようなさびしい場所に生える。葉はカミソリに似ていることから。

注目ポイント

オレンジ色が美しい花

花や実の時期

花期:7月下旬~8月中旬

自然教育園で行っている管理

2月に葉が出る前に落ち葉を除去し、芽生えを妨げないようにしている。開花する7月頃には、花を見やすくするため周辺の草刈りを行っている。


見ごろの時期

3.夏(7〜9月)

見られる場所

武蔵野植物園, 路傍植物園

キーワード

希少性, , 草地