ヤツデ
解説
高さ2m程度の樹木。晩秋から冬に多数の白い花をつける。花からは蜜が出て、越冬前のハエ、アブなどの虫がよく集まる。葉は切れ込みが深く大きい。日本に固有の常緑低木。海岸近くの林に多い。
名前の由来
「八手」と書き、葉の形が手のひら状で多く切れ込むことから。
注目ポイント
ハエなどの昆虫が集まる秋から冬に咲く花。
利用
栽培が容易で、観賞用や目隠しに、庭木や公園樹に植えられる。
花や実の時期
花期:10月下旬~1月中旬
自然教育園で行っている管理
樹形を維持するため、古い葉を除去し、適宜剪定を行っている。また、適宜間引いて増えすぎないように個体数を管理している。