ヤマユリ
解説
高さ1.5m程度。世界のユリの中で最も大きい直径20~26cmの白い強い香りのある花をつける。花粉が衣服につくとなかなかとれない。日本固有種。
名前の由来
山に生えるユリという意味。
注目ポイント
夏に咲く白い大きな花とその香り
利用
庭植え、切り花として用いられる。根は古くから食用にされる。観賞価値が高く、 1862年にイギリスで紹介されると、欧米で熱狂的に受け入れられ、明治・大正時代には外貨獲得に大いに貢献した。
花や実の時期
花期:7月上旬~7月中旬
自然教育園で行っている管理
花が大きいため、開花期にその重みで倒れてしまう場合は、茎に添え木を当て、花が観賞できるように配慮している。冬には生育する草地を維持するため草刈りを行っている。