ヤブカンゾウ


解説

高さ50cm程度。花期は7~8月。花は同じ仲間のノカンゾウと同じ橙色だが、八重咲きである。朝開き夕方しぼむ。三倍体なので、実はならない。日本では古くから人里に生育。栽培植物と考えられているが、原産地はよくわかっていない。日当りのよい路傍、土手、林縁などに生える。

名前の由来

やぶに生えるカンゾウという意であるが、実際にはやぶに生えることはない。

注目ポイント

夏に咲くオレンジ色の花。

利用

若葉と花は食用に、根とつぼみは漢方では利尿剤などに用いられる。

花や実の時期

花期:6月下旬~7月中旬

自然教育園で行っている管理

冬には、草地の環境を維持するため、生育する場所の草刈りを行っている。春から秋にかけては、花を見やすくしたり、競争相手を除く目的で周辺の草刈りを行っている。


見ごろの時期

2.春(4〜6月), 3.夏(7〜9月)

見られる場所

武蔵野植物園, 水生植物園

キーワード

, 草地