ツルボ


解説

高さ20cm程度。淡紅色の小さな花を多数つける。日当たりの良い土手や草地にふつうに生える。

名前の由来

不明。別名のサンダイガサ(参内傘)は公家が宮中に参内する時に従者が差しかけた傘をたたんだ形に花穂(かすい)が似ていることから。

注目ポイント

夏に咲くピンク色の花。

利用

鱗茎(りんけい)はかつて救荒植物として利用された。水にさらして煮て食べたり、粉にして餅をつくったという。

花や実の時期

花期:8月下旬~9月下旬

自然教育園で行っている管理

晩夏の開花時期までに、花茎がよく伸びるように周囲の草刈りを行っている。また、生育する草地を維持するため、冬に草刈りを行っている。


見ごろの時期

3.夏(7〜9月)

見られる場所

武蔵野植物園, 水生植物園, 路傍植物園

キーワード

, 草地