シラカシ
解説
高さ20mくらいになる。春、花を咲かせる。雄花は黄褐色で尾状の穂をつくり、垂れ下がる。山地に生え、関東地方では人家の周りによく植えられる常緑樹。秋にはドングリの1種である実が落ち、動物の餌となる。
名前の由来
葉の裏が白いから、あるいは材が白いからといわれる。カシは材が堅いことから。
注目ポイント
代表的な常緑樹
利用
器具材や建材など。シイタケの原木。
花や実の時期
花期:4月
果期:10月上旬~10月下旬
自然教育園で行っている管理
何も手を入れず自然の遷移のままに放置すると、シラカシなどの常緑樹が増え、やがて常緑樹が主体の林になる。教材園では草地や水辺、明るい樹林などの環境を維持するため、実生の除去や若木の伐採を行い、遷移を止めるための管理を行っている。