セイヨウタンポポ
解説
高さ20~30㎝。ヨーロッパ原産で明治時代に食用として持ち込まれ、野生化した。黄色い花を咲かせる。種子と根で繁殖し、在来のタンポポに代わり広がっている傾向がある。
名前の由来
つぼみが鼓(つづみ)に似ていて、鼓をたたく音の「タンポンポン」の音が変化したなど、いくつか説がある。
注目ポイント
都市周辺でよく見られるタンポポ
利用
若葉や花は食用となる。また、全草を利尿、強壮の薬用としている。根はタンポポコーヒーとなる。
花や実の時期
花期:3月~9月
自然教育園で行っている管理
草地の環境を維持するため、冬に生育する場所の草刈りを行っている。外来種であり、増えすぎると生態系に悪影響を及ぼす可能性があるため、生育状況については経過観察を行っている。