フジバカマ


解説

高さ1m程度。茎の先端に小さな白い花を多数つける。秋の七草の1つ。やや湿った草地に生える。中国原産で、奈良時代に日本に来たと考えられる。開発により自生地が減少し、各地で絶滅が危惧されている。

名前の由来

はっきりしない。

注目ポイント

秋に咲く花。東京では希少な植物。

利用

生乾きの葉に香りがあり、古代中国では身に着けたり、浴槽に入れた。乾燥させた茎や葉は利尿、解熱効果。

花や実の時期

花期:9月中旬~10月下旬

自然教育園で行っている管理

冬には生育する草地を維持するために草刈りなどを行っている。春から秋にかけては、花を見やすくしたり、競争相手を除く目的で周辺の草刈りを行っている。


見ごろの時期

3.夏(7〜9月), 4.秋(10〜11月)

見られる場所

武蔵野植物園

キーワード

希少性, , 草地