カラスウリ
解説
林縁ややぶで、木に絡みついて生育する。白い花は夜に咲き、これは花粉を媒介する蛾が夜に活動するためである。雌雄異株。冬には赤い実が美しい。
名前の由来
果実が、もっと小さな「スズメウリ」よりも大きいことから「カラスウリ」。
注目ポイント
冬につける赤い実
利用
漢方では根を利尿、タネを咳止めなどに利用。
花や実の時期
花期:7月中旬~8月下旬
果期:10月下旬~1月下旬
自然教育園で行っている管理
果実が美しく、観賞用となる。枯れたつるを除去する際、地下にある塊根(翌年はここから芽を出して増える)は、抜き取らないように配慮している。