トラノオスズカケ
解説
つる状の茎に赤紫色の花序をつける。四国や九州を中心に分布し、もともと関東地方には自生していない。自然教育園のトラノオスズカケは、江戸時代に松平讃岐守の故郷から平賀源内が持ち込んだと言い伝えられている。
1949年に絶えたと考えられていたが、2007年に58年ぶりに再発見された。
名前の由来
花序の様子がトラノオ(虎の尾)に似ているからと言われる。
注目ポイント
歴史的な背景のある植物
花や実の時期
花期:7月下旬~10月中旬
自然教育園で行っている管理
花を見やすくしたり、競争相手を除く目的で周辺の草刈りを行っている。