ススキ
解説
高さ2mくらい。大きな穂を出す。草原や道端などにふつうに見られる。葉は線形で縁はざらついて、注意しないと肌を切ってしまう。
名前の由来
すくすくと立った木や草の意味。穂を尾に見立て、「尾花(おばな)」とも呼ばれる。
注目ポイント
草地の代表的な種。秋の七草として古来から親しまれている。
利用
茎と葉は茅葺き(かやぶき)屋根の材料となる。万葉集にも歌が歌われている。
花や実の時期
花期:8月下旬~10月中旬
果期:10月下旬~12月中旬
自然教育園で行っている管理
初夏に刈り取ってススキの草丈を低くし、秋の花の時期に観賞用として見やすくする工夫をしている。冬には生育する草地を維持するため草刈りを行っている。