フキ


解説

山菜として親しみのある植物で、ふきのとうは早春に出る花茎で、食用になる。やがて黄白色の多数の頭花は開き、高さ約10~45㎝に伸びる。雌雄異株。

名前の由来

古名のヤマフブキ(山生吹)が詰まったなどの諸説がある。山は自生地で、生吹は元気よく伸びることを表す。

注目ポイント

ふきのとうが春の訪れを感じさせる

利用

ふきのとうは和え物、てんぷらなど、葉柄は煮物、葉身は佃煮などにするほか、咳止めなどの民間薬にする。

花や実の時期

花期:2月下旬~3月下旬

自然教育園で行っている管理

芽生えを妨げないように春と秋に葉が展開する前に周辺の草刈りを行っている。草地の環境を維持し、繁茂しすぎないように、フキ本体は、地上部の葉を夏と冬の2回刈り取り、刈り取った葉は除去している。


見ごろの時期

1.早春(3月), 6.冬(1〜2月)

見られる場所

武蔵野植物園, 水生植物園, 路傍植物園

キーワード

, 草地